今回はLEで実施している学生の実習についてお話しします。
在宅医療という考え方が浸透してきた現在では、以前よりも「最後は住み慣れた我が家で過ごしたい」「自宅で看取りたい」といった考え方が増えてきているように思います。
その結果、在宅で勤務する医療従事者も増え、訪問看護での実習をされる方も増えてきているのではないでしょうか。
病院では退院することがゴールとし、その為に何が必要か考えられる方が多いと思われますが、在宅ではご活用者様が住み慣れた家で安心安全に日々の生活を送ることができるかが重要になります。
私たちは日々の訪問看護・リハビリはもちろんの事、「私たちが訪問していない時の事を考えた看護とリハビリ」を常に意識して介入しています。
緊急時の対応方法や自主トレーニング、家族指導もその1つになります。
1人1人のご活用者様が違った生活や環境である為、そのご活用者様にあった介入ができるので、楽しさと難しさを体験することができます。例として環境面では病院ほど在宅は物品が充実していないので、100均グッズやペットボトル、S字フック、新聞紙など家にあるものを使って工夫したケアを行っています。
多くの方が「訪問看護に勤めるにはまずは病院で何年か経験してから」と思われるかと思います。確かに病院とは違い1人での訪問がほとんどである為、経験は多ければ多いほど活かせる場面は沢山あると思います。
しかしLEでは入職時から研修が充実しており、プリセプター制度を始め、訪問の同行や制度・技術講習もあるので、訪問看護未経験の方でも活躍しているスタッフが多く在籍しています。
更に学生のうちに訪問看護の実習を経験できると、看護・リハビリに対する考え方や働き方など新たな視点を取り入れることができると思います。
学生の皆さんがLEに実習に来てくださることを心よりお待ちしております。
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