転職活動をしていた頃、ちょうど結婚も考えていて。面接でも正直に言った方がいいだろうな、と思っていたので「もうすぐ結婚する予定で、それに伴って生活リズムを整わせたい」という話をしました。そうすると、けっこう差別的なことを言う会社もあったんです。でも、LEだけはそういうことは言わずに、むしろ「そういう働き方してる人もいっぱいいるから」と言ってくれたんです。これからの自分のことも応援してくれそうだな、働きやすそうだなと思ったのがLEに入った一番の決め手です。

 

入職後は、立ち上げから4ヶ月程だった御茶ノ水支店に配属されました。今となってはそれも勉強だったと思えますが、その当時はなかなか訪問もいけず、訪問したいって思って入ってきたのに、あれ？って思った時期もありました（笑）。入職して半年くらいした頃から、忙しくなってきたなと感じるようになりました。

 

在宅だと、煙草もお酒も本当はしない方がいいけど、その方の人生なんだからやりたかったらしてもいいし、代わりにこっちを我慢しようか、とかその方の生き方みたいなのを一緒に考えられるのが楽しいなと思います。そして、そこが病院との大きな違いかなと思います。確かに自分もお酒飲むなと言われたら嫌だなぁと思いますもん（笑）。

 

今はチーフをしていますが、サポートチーフだった時に管理者をしていた方にすごい勉強させていただいたなと思います。その方の下でサポートチーフをやれて本当によかったと思います。割と自分と正反対というか、自分の苦手なことが得意な方だと思います。私、ご活用者様とだと喋れるのに、「結果を出さないと」と思うと喋れなくなっちゃうんです。でも当時の管理者は10分とか20分とか初対面の人と喋っていて。なので、今の私はケアマネージャーさんと喋るときは、その管理者に憑依されていると思って喋るようにしています（笑）。

 

入職時とは違う店舗でチーフになってみて、ああこういう大変さがあったんだな、こんなことまでやってたんだな、と気づくことが多くありました。顔出しコミュニケーションの戦略を練るみたいなこととか。地域性を勉強して、顔出しコミュニケーションでも訪問の方法でも、戦略を立てて実行して、それがうまくいった時はやりがいや面白さを感じます。スタッフは、私より錦糸町での勤務が長い人たちなので、皆詳しいですし、皆の知識みたいのが集まってできた結晶みたいなものが戦略だと思うからおもしろいなと思いますね。

 

自分の視野が広がったなとも思っていて、法律一つとっても、知っていたらこんなサービスを伝えられたのにとか、サービスの提供の仕方も、リハビリ１時間を２回じゃなくて頻度増やしてみたらどうだろうとか。ただ看護師をしていたときだったら自分にはなかった視点です。役職者になった分、訪問の数自体はいけなくなりますけど、訪問看護師としては、成長できてるのかなと感じています。

 

今の私の目標ですが、錦糸町は、地域に根強い訪看が多い地域でもあるので、「錦糸町といえばLE！」と思ってもらえるくらい、根付いていけたらいいなと思っています。

ステーション留学に来た人みんなに「朝礼楽しそうですね」って言われるんです。

誰でも発言してもいい空気だし、いい意味で壁がないかなとは思うので、雰囲気はいいと思いますね。前任の管理者さんが作った空気だろうなと思うんですけど、その空気を変わらず保ち続けることも目標です！